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    朝貢・海禁・互市: 近世東アジアの貿易と秩序 - 图书

    导演:岩井茂樹
    朝貢体制論を超えて ——。「天下を統べる皇帝と朝貢する蕃夷諸国」という美しい理念の外形を辛うじて保っていた明代の通商外交体制も、海と陸の辺縁からの衝撃で転換を迫られ、やがて清代には互市が広がっていく。西洋とは異なる「もう一つの自由貿易」への構造変動を、日本の役割も含めて跡づけ、新たな歴史像を実証する労作。
    朝貢・海禁・互市: 近世東アジアの貿易と秩序
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    東アジアの王宮・王都と仏教 - 图书

    2023
    导演:堀裕
    前近代東アジアにおける王宮・王都は、豊かな交流のあり様を示す多くの共通性がみられる一方、時期や地域によって注目すべき大きな相違が存在する。 これまで考古学や文献史学により、その諸相が明らかになってきてはいるが、宗教行事に関する比較研究は一部の行事を除けば立ち遅れている。 六世紀から十一世紀にかけての東アジアにおける王宮と王都の比較宗教史研究を通して、東アジア世界における、それぞれの「王権」の特色を示すことで、今後の研究を牽引する画期的な一書。
    東アジアの王宮・王都と仏教
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    世界秩序の変容と東アジア - 图书

    导演:川本芳昭
    【序言より】 二〇〇五年に刊行した『中華の崩壊と拡大 魏晋南北朝』と題する拙著の終章に「魏晋南朝の世界秩序と北朝隋唐の世界秩序」という項をたて、 南北朝時代は最終的に北朝最後の王朝である隋による中国再統一へと帰結してゆく。このことを南朝の側から見 るとき、それは南朝を中心とした世界システムの崩壊を意味していたといえるであろう。(中略) また、……私は古代日本における歴史展開をその中華意識の形成という観点から考察したが、その軌跡を五胡・北朝・隋唐に至る中国史の展開と比較するとき、秦漢魏晋的秩序から見ると、同じく夷狄であったものが、それぞれに「中華」となるという点で(「東夷としての倭から中華としての日本へ」と「五胡から中華への変身」)、両者は相似た軌跡を描いたのである。そしてこの軌跡の類似は、今まで述べてきたことを踏まえると、決して偶然に生じた類似ではな...(展开全部)
    世界秩序の変容と東アジア
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    東アジアの国際秩序と古代日本 - 图书

    2011
    导演:廣瀬憲雄
    日本・中国・朝鮮の東アジア地域に、吐(と)蕃(ばん)・契丹(きったん)・回鶻(ウイグル)など北方・西方の勢力まで視野を広げると、いかなる国際秩序がみえてくるのか。日本の対隋唐・新羅・渤海の対外関係を、外交文書(国書)と外交儀礼(賓礼)から分析。名分関係と服属思想の検討から、文書様式の変遷と儀礼の変化を探り、東アジアの多元的な国際秩序に古代日本を位置づける。
    東アジアの国際秩序と古代日本
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    東アジアの王権と思想 - 图书

    1997
    导演:渡辺浩
    渡边浩(Watanabe Hiroshi),男,1946年生于横滨。 日本的政治学者,主要研究日本政治思想史和亚洲政治思想史。 原东京大学法学部教授,继承了丸山真男开创的日本政治思想史讲座。曾兼任东京大学法学部长,东京大学副校长。2010年东京大学退官,现为东京大学名誉教授,并任法政大学教授。也是东京大学出版会的理事长。
    東アジアの王権と思想
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    明末清初中国と東アジア近世 - 图书

    导演:岸本美緒
    社会の大きな揺らぎのなかで、新たな秩序への模索と葛藤が繰り広げられた一六―一八世紀。著者は明清史をフィールドに、東アジアの共時性としての「近世」を考察してきた。総説「東アジア・東南アジア伝統社会の形成」をはじめ、時代区分、皇帝権力、国家観、市場構造などの論点から、世界史へと開かれた課題を提示する。
    明末清初中国と東アジア近世
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    東アジアの信仰と東西交渉 - 图书

    导演:菊地章太
    本書は東アジアの宗教に見られる東西交渉の諸相を比較宗教史の視点から探る試みである。 対象とするのは仏教であり道教でありキリスト教であるが、これらが混然と融合しあった習合(シンクレティズム)という現象を、ここでは肯定的に捉えていく。 舶来の宗教が異文化圏において受容され普及していくにあたり、その土地の風俗習慣はもとより、そこに根づいた古来の自然観や死生観との衝突は避けて通れない。 それを超克していくためには、さまざまな妥協や折衷さえもおこなわれてきた。 そしてその見返りとして、ふところの深い、ゆたかな宗教文化が形成されたのではないか。 東アジアにおいては、それがあたかも必然的な展開の様相であるかのように、いたって顕著な傾向として現れている。 本書はそうした視座のもとで、諸宗教の交流の実態を見わたしていきたい。
    東アジアの信仰と東西交渉
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    思想課題としてのアジア: 基軸・連鎖・投企 - 图书

    2001
    导演:山室 信一
    近代世界の同時形成の中で,東アジアもまた近代への道を歩み始めた.国民国家日本は,そのなかでどのような役割を果たしたのか.また,近代日本にとってアジアとはなんだったのか.思想の連鎖,人の移動,戦争と植民地化の複雑にからまりあった歴史を掘り起こし,近代アジアが形成されて行く過程をヴィヴィッドに分析する.
    思想課題としてのアジア: 基軸・連鎖・投企
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    近代日本とアジア: 明治・思想の実像 - 图书

    导演:坂野 潤治
    近代日本の対外論は、「アジア主義」対「脱亜論」という図式によって描かれてきた。前者は欧米のアジア侵略に東アジア諸国とともに対抗しようとする立場であり、後者は欧米列強の一員としてアジア進出に参加すべしという主張だ。福沢諭吉、山県有朋、陸羯南、青木周蔵ら、少なからぬ政治家・思想家が、この二つの対外思想の間で揺れ動いたと理解される。だが、そうした論理の使い分けは、第一次世界大戦後に欧米の中心がイギリスからアメリカに移り、アジアにおける中国の存在感が増すにつれ、通用しなくなっていく―。日本外交を規定する構造とその変化を明らかにした記念碑的論考。
    近代日本とアジア: 明治・思想の実像
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    交隣と東アジア: 近世から近代へ - 图书

    2021
    导演:岡本 隆司
    交隣とは、たんに日朝の善隣友好を示すものではない。朝貢一元体制の矛盾の露呈を防ぎ、各国の通交を成り立たせた朝鮮外交の意外な役割から東アジアの秩序体系を明らかにし、西洋の到来によるその解体過程も精細にとらえて、世界史的近代の日・朝・中・琉球の姿を映し出す。
    交隣と東アジア: 近世から近代へ
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